製パン適性の良い硬質小麦新品種「ミナミノカオリ」の育成

製パン適性の良い硬質小麦新品種「ミナミノカオリ」の育成

レコードナンバー772285論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名藤田 雅也
河田 尚之
関 昌子
八田 浩一
波多野 哲也
田谷 省三
佐々木 昭博
氏原 和人
谷口 義則
平 将人
塔野岡 卓司
堤 忠宏
坂 智広
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ51号, p.41-64(2009-03)ISSN13469177
全文表示PDFファイル (1773KB) 
抄録小麦新品種「ミナミノカオリ」は、2004年1月に「小麦農林160号」として命名登録された。本品種は、高蛋白質で製パン適性の優れた硬質小麦品種「Pampa INTA」と、早生で短強稈多収の日本めん用系統「西海167号」の交配から、派生系統育種法により選抜固定を図り育成した硬質小麦品種である。「農林61号」と比較して以下のような特徴がある。2~3日程度早生で、褐ぷで稈長と穂長は短く、穂数はやや少なく、耐倒伏性は強い。粒の形は中、粒の大小はやや大、粒の色は褐色で、粒質は硝子質である。千粒重は大きく容積重はやや大きいが、収量はやや少ない。縞萎縮病に強く、赤さび病とうどんこ病にはやや強く、赤かび病にはやや弱い。穂発芽性はやや易である。製粉歩留とミリングスコアはやや高く、60%粉の灰分がやや多く、粉の黄色みは少ない。生地特性が強力的で、パン用硬質小麦の特徴を備えている。「ニシノカオリ」に比べて、パンの比容積(ふくらみ)や官能試験の評点が良く、製パン適性が優れる。また、原麦および60%粉の粗蛋白質含有率が高く、醤油醸造用にも適する。
索引語製パン適性;早生;粉;ミナミノカオリ;硬質小麦品種;特徴;褐ぷ;稈長;穂長;穂数
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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