京都府におけるコムギ新奨励品種「ニシノカオリ」の栽培特性と良質・多収栽培法

京都府におけるコムギ新奨励品種「ニシノカオリ」の栽培特性と良質・多収栽培法

レコードナンバー772410論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015145NACSIS書誌IDAN00204766
著者名河瀬 弘一
書誌名京都府農業研究所研究報告 = Bulletin of the Kyoto Prefectural Institute of Agriculture
発行元京都府農業総合研究所
巻号,ページ31号, p.12-19(2009-03)ISSN02888386
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抄録パン用コムギ「ニシノカオリ」の栽培特性、および良質・多収栽培技術を検討した。1.「ニシノカオリ」の京都府への適応性を平成11年度から検討した結果、「農林61号」と比較して早生で倒伏に強くパン用コムギとして有望と認められ、平成15年に奨励品種に採用された。2.穂数確保のためには早播が有効であるが、寒さによる幼穂枯死の危険性が高い遅播では、穂数が少なく収量が低くなった。播種時期は11月10日〜20日が適当と考えられた。3.播種量を増やすことによりm2当たり穂数は増加したが、一穂粒数が減少するため多収とはならなかった。播種量は5〜7kg/10aが適当と考えられた。4.2月上旬、3月上旬の追肥ともに肥料の量を増すことにより収量が増え蛋白質含量も増加するが、外観品質は低下した。開花期(出穂後10日)追肥により蛋白質含量は高まったが、施肥量の増加に伴って品質が低下した。「ニシノカオリ」の京都府における追肥窒素の適量は、基肥窒素施用量を8kg/10aとした場合、2月上旬(幼穂形成期)に2〜3kg/10a、3月上旬(頴花分化期)に3kg/10aを施用し、更に蛋白質含量の向上を目指す場合には、出穂後10日に追肥を2kg/10a施用するのが適当であると考えられた。
索引語ニシノカオリ;京都府;蛋白質含量;栽培特性;追肥;穂数;増加;パン用コムギ;検討;収量
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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