55年生実生スギにおける圧縮強さ及びせん断強さの未成熟材と成熟材の違い

55年生実生スギにおける圧縮強さ及びせん断強さの未成熟材と成熟材の違い

レコードナンバー772506論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005579NACSIS書誌IDAN00019695
著者名石栗 太
寺澤 絵里子
松本 かほる
三瓶 広幸
石堂 恵
大野 英克
飯塚 和也
横田 信三
吉澤 伸夫
書誌名宇都宮大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Utsunomiya University Forests
発行元宇都宮大学農学部
巻号,ページ45号, p.1-4(2009-03)ISSN02868733
全文表示PDFファイル (338KB) 
抄録スギ(Cryptomeria japonica D. Don)は我が国に広く植栽されている主要樹種の一つである。近年、スギ人工林の伐期は長期化する傾向にある。そのため、今後、スギ材を有効利用するためには、高齢級の林分から得られたスギ材の木材性質を明らかにする必要がある。本研究では、林齢55年生の実生スギを用いて、木材性質(ミクロフィブリル傾角MFA、気乾密度ρ)及び力学的性質(縦圧縮強さσ、せん断強さτ)の半径方向変動を調査した。また、得られた結果から、これらの性質における未成熟材と成熟材の違いについて考察した。未成熟材と成熟材を比較した場合、τにおいて有意差が認められたが、σにおいては認められなかった。σにおいては、未成熟材及び成熟材ともにρと高い正の相関関係が認められた。さらに、多重回帰分析の結果から、未成熟材のσは、MFA及びρに影響を受けていることが示唆された。一方、τにおいては、未成熟材においてρとの間に正の相関関係が認められたが、成熟材においては認められず、また、未成熟材及び成熟材ともにτは、MFAとの間に有意な相関関係を示さなかった。以上の結果から、未成熟材と成熟材では、それぞれの力学的性質に及ぼす木材性質が異なっていることが示唆された。
索引語成熟材;未成熟材;τ;ρ;正の相関関係;σ;木材性質;結果;違い;MFA
引用文献数20
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat