ヒノキ林小流域の水文過程における土壌撥水性の役割

ヒノキ林小流域の水文過程における土壌撥水性の役割

レコードナンバー772723論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名宮田 秀介
小杉 賢一朗
五味 高志
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ111号, p.9-16(2009-03)ISSN03876012
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抄録ヒノキ林流域の水流出過程における土壌撥水性の影響を検討するために、撥水性の測定、斜面での浸透強度測定、林床被覆の異なる小プロットでの表面流観測、大プロットでの表面流観測、渓流水量観測を行った。その結果、ヒノキ林表層土壌の撥水性が表面流発生の一因となり、土壌水分に依存する撥水性の強度により表面流出量が変動することが示された。降雨中には撥水性が徐々に弱められ、それに伴う表面流出量の減少と雨水の鉛直浸透の形態が変化した。また小プロットと大プロットの比較から、大プロットでは表面流の流れが不連続となり、観測スケールが大きいほど表面流出量が小さくなることが明らかとなった。さらに流域スケールでは、斜面下部において浸透が卓越するために降雨流出に対する表面流の寄与は小さく、流域スケールでは土壌撥水性の降雨流出に対する影響は小さいことが示唆された。
索引語撥水性;土壌撥水性;大プロット;表面流出量;表面流;影響;小プロット;表面流観測;流域スケール;降雨流出
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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