絶滅危惧種ホトケドジョウの人工繁殖

絶滅危惧種ホトケドジョウの人工繁殖

レコードナンバー772800論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014138NACSIS書誌IDAN00064044
著者名宮本 良太
勝呂 尚之
細谷 和海
書誌名近畿大学農学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Agriculture of Kinki University
発行元近畿大学農学部
巻号,ページ42号, p.119-126(2009-03)ISSN04538889
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抄録絶滅危惧種のホトケドジョウにおける系統保存技術開発のため、産卵誘発ホルモン(HCG)を用いた人工繁殖実験を行なった。実験は、春の産卵期を経過した11月から12月にかけて行なった。親魚養成として、30日間の長日処理と加温による水温上昇で生殖腺を発達促進した後、親魚を選定した。実験区は、HCGを腹腔内へ注射して30IU/gBW投与する区と無投与区を設定した。1回目の投与から24時間以内に産卵しなかった親魚には、HCGの再投与を行なった。自然の産卵期に採卵しなかった親魚では、投与区と無投与区で産卵した組数が同じであったため有効性は不明であった。一方、自然の産卵期に採卵した親魚では投与区ですべて産卵し、無投与区では産卵しなかったため、HCGの産卵誘発効果が高く示された。投与区ではふ化率が無投与区と比較して劣るが、得られる卵数と仔魚数が多く、人工繁殖の技術として活用できることが明らかとなった。また、短期間の親魚養成とHCG投与を併用することで、自然下の産卵期にとらわれず人工的に周年採卵が可能であることが明らかとなった。
索引語産卵期;投与区;産卵;親魚;HCG;自然;人工繁殖;採卵;親魚養成;実験
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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