微生物培養産物の飼料添加による泌乳前期の乳牛における乳房炎の予防効果
微生物培養産物の飼料添加による泌乳前期の乳牛における乳房炎の予防効果
レコードナンバー | 772915 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20009961 | NACSIS書誌ID | AA11834673 |
著者名 | 生田 健太郎 片岡 敏 山口 悦司 凾城 悦司 | ||
書誌名 | 兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編 | ||
発行元 | 兵庫県立農林水産技術総合センター | ||
巻号,ページ | 45号, p.13-17(2009-03) | ISSN | 13477730 |
全文表示 | PDFファイル (311KB) | ||
抄録 | 経産牛10頭を供試し、微生物培養産物の飼料添加による泌乳前期における乳房炎の予防効果を検討した。投与区の5頭には分娩予定の30日前から分娩90日後まで微生物培養産物を70g/日/頭飼料添加により投与し、対照区5頭は無投与とした。1.乳房炎は対照区で5頭中4頭が発症したが、投与区では発症がなかったため、発症率に有意差(P<0.05)が認められた。2.乳量と一般乳成分率には差がなかったが、体細胞数リニアスコアは分娩後2か月に対照区(3.60±2.19)に対し、投与区(0.50±1.00)で有意に(P<0.05)低く、分娩後3か月も投与区で低い傾向(P<0.10)が認められた。3.血液成分は測定した項目全てにおいて両区間に差はなかった。以上のことから、分娩前(乾乳期)から泌乳前期にかけて、微生物培養産物を飼料添加することで、発症リスクの最も高い泌乳前期における乳房炎を効果的に予防できることが示唆された。 | ||
索引語 | 微生物培養産物;乳房炎;投与区;飼料添加;予防効果;差;乾乳期;乳牛;投与;発症 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |