施設ホウレンソウ産地における土壌養分の実態及び土壌腐植含量が土壌無機態窒素の集積とホウレンソウの硝酸イオン濃度に及ぼす影響

施設ホウレンソウ産地における土壌養分の実態及び土壌腐植含量が土壌無機態窒素の集積とホウレンソウの硝酸イオン濃度に及ぼす影響

レコードナンバー773181論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016115NACSIS書誌IDAN00243553
著者名杉田 麻衣子
国信 耕太郎
徳永 哲夫
書誌名山口県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamaguchi Agricultural Experiment Station
別誌名Bull. Yamagushi Agric. Expt. Stn
山口農試研報
発行元山口県農業試験場
巻号,ページ57号, p.75-83(2009-03)ISSN03889327
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抄録1.多量の牛糞籾殻堆肥を連用して土づくりを行う施設ホウレンソウ産地では、これまでに施用された堆肥量が多いほど、全炭素、全窒素、可給態リン酸、CEC、石灰、苦土、カリ、可給態窒素量が増加した。2.腐植含量の異なる土壌において、毎作施肥を行いホウレンソウの周年栽培を行うと、腐植10%ハウスでは、収穫後土壌の無機態窒素量が増加する傾向にあった。しかし、腐植8%、4%ハウスでは、収穫後の土壌無機態窒素量に大きな変化はなかった。3.腐植含量の異なる土壌において施肥及び堆肥を削減すると、腐植含量にかかわらず収穫後の土壌無機態窒素は毎作施肥を行うよりも低減され、腐植10%ハウスでは無肥料・無堆肥栽培2年間継続すると10mg/100g以下となり、腐植8%ハウスでは、夏期無肥料栽培を行った次の冬作から10mg/100g以下となった。腐植4%ハウスでは夏期無肥料栽培を行った直後から10mg/100g以下となった。4.腐植含量の異なる土壌において堆肥及び肥料の施用量を削減するほど、ホウレンソウの硝酸イオン含量は低減した。腐植10%ハウスでは無肥料・無堆肥栽培を行うと冬期の硝酸イオン濃度は3000mg/kg以下となり、腐植8%ハウスでは夏期無肥料栽培を行うと、その次の冬作から硝酸イオン濃度は3000mg/kg以下となった。腐植4%ハウスでは8〜10月に収穫を行う作型において、硝酸イオン濃度の高くなる場合があったが、夏期無肥料栽培を行うと毎作施肥よりも硝酸イオン含量は低減された。5.ホウレンソウの硝酸イオン濃度は収穫後土壌の無機態窒素量との相関が認められ、収穫後土壌の無機態窒素量が10mg/100g以下の場合、ホウレンソウの硝酸イオン濃度は概ね3000mg/kg以下となった。
索引語ハウス;夏期;硝酸イオン濃度;収穫後土壌;無機態窒素量;ホウレンソウ;土壌;土壌無機態窒素;腐植含量;肥料栽培
引用文献数12
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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