地域未利用資源利用による卵質向上試験(第2報)

地域未利用資源利用による卵質向上試験(第2報)

レコードナンバー775134論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017747NACSIS書誌IDAA1140179X
論文副題戸室石添加時期の検討
著者名竹中 伸治
山本 宏
堀 久夫
書誌名石川県畜産総合センター研究報告 = Bulletin of the Ishikawa Pref Livestock Research Center
別誌名Bulletin of the Ishikawa Prefectural. Livestock Research Center
Bull. Ishikawa List. Rese. Center
石川畜総セ研報
発行元石川県畜産総合センター
巻号,ページ32号, p.6-11(1998-07)ISSN1347913X
全文表示PDFファイル (447KB) 
抄録消費者ニーズに合った健康食品としての高付加価値鶏卵を開発するため、鉄、カルシウムなどのミネラル成分を多く含有する地域未利用資源の一つである戸室石を用いて採卵鶏配合飼料への添加給与時期を検討した。供試鶏にはハイラインとゴトウの2銘柄を用いた。添加方法として、ハイラインでは10週齢から5%添加した区(H1区)、16週齢から5%添加した区(H2区)、添加しない区(H3区)の3区分、ゴトウでは10種齢から5%添加した区(G1区)、16週齢から5%添加した区(G2区)、16週齢から3%添加した区(G3区)、添加しない区(G4区)の4区分を設定して、次の結果を得た。1)育成期成績 10週齢から16週齢までの育成期に、市販飼料に戸室石を5%添加した場合、発育、卵巣状態、血液性状において添加区と無添加区に大差が認められなかった。このことから育成期間での添加効果は維持できないものと考える。2)産卵期成績(1)産卵成績は50%産卵日齢、50%産卵体重、産卵日量及び生存率では、H区とG区の添加区と無添加区に有意な差が認められなかった。飼料摂取量では添加区が無添加区より多い摂取傾向であった。このように、市販飼料に戸室石を3〜5%添加給与しても生産性の低下は認められなかった。(2)卵質成績は卵殻厚ではH区及びG区の添加区と無添加区の間に有意な差が認められなかった。しかし、全期間ではH1区及びG1区の値が比較的高い傾向値を示した。(3)卵黄ミネラル分析成績は各週齢での一定傾向がみられなかったが、ナトリウムでは22週齢のH1区とH3区、カルシウムでは64週齢のG1区及びG2区とG3区とG4区の間に、鉄では48週齢のH1区とH3区との間に有意な差が認められた。マグネシウムは有意な差が認められなかったものの、それぞれの添加区が週齢にかかわらず無添加区より値が高い傾向が見られた。なお、G区での5%添加区と3%添加区には大差がみられなかった。このように週齢時期やミネラルの種類によって部分的に移行が示唆されるが、さらに例数を加えて検討する必要があると考える。
索引語添加;添加区;差;無添加区;検討;戸室石;第2報;値;鉄;カルシウム
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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