千曲川流域の水田における底生動物の群集構造に及ぼす捕食者と除草剤の影響

千曲川流域の水田における底生動物の群集構造に及ぼす捕食者と除草剤の影響

レコードナンバー780017論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016414NACSIS書誌IDAN0024866X
著者名鶴田 哲也
多田 翼
小寺 信義
赤川 泉
井口 恵一朗
書誌名陸水學雜誌
別誌名Japanese journal of limnology
発行元日本陸水學會
巻号,ページ70巻・ 1号, p.1-11(2009-05)ISSN00215104
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抄録慣行水田における底生動物の群集構造に影響を及ぼす要因を解明することを目的として、長野県上田市塩尻地区の水田および五加地区の尻無川を水源とする水田と五加前池を水源とする水田の3つの地域間で、底生動物相の比較を行った。肉食性水生昆虫の出現種類数および底生動物の総個体数中に占める肉食性水生昆虫の割合は、塩尻地区より五加地区の水田で高かった。一方、貧毛類やユスリカ科の個体数は、塩尻地区の水田で有意に高い値を示した。したがって、肉食性水生昆虫の個体数が、貧毛類やユスリカ科の個体数に影響している可能性が考えられた。次に、水田の底生動物に対する除草剤の影響を評価するため、五加地区で使用頻度の高かった2種類の除草剤が使用されていた水田の間で貧毛類とユスリカ科の個体数を比較した。その結果、イマゾスルフロン・オキサジクロメホン・クロメプロップ・ダイムロン水和剤の使用された水田では、ジメタメトリン・ピラゾスルフロンエチル・ピリフタリド・プレチラクロール粒剤の使用された水田より貧毛類の個体数が有意に少なかった。この原因として、除草剤の種類による生態毒性の強さの違いがもたらす直接的影響や間接的影響が考えられた。
索引語水田;個体数;貧毛類;ユスリカ科;影響;底生動物;除草剤;塩尻地区;使用;五加地区
引用文献数56
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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