イネのいもち病と紋枯病が米の収量と外観品質および食味に及ぼす影響

イネのいもち病と紋枯病が米の収量と外観品質および食味に及ぼす影響

レコードナンバー780040論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036528NACSIS書誌IDAA12399117
著者名向畠 博行
安岡 陽子
守川 俊幸
関原 順子
書誌名富山県農林水産総合技術センター農業研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Agricultural Research Institute, Toyama Prefectural Agricultural, Forestry and Fisheries Research Center
発行元富山県農林水産総合技術センター農業研究所
巻号,ページ1号, p.11-17(2009-03)ISSN18838227
全文表示PDFファイル (439KB) 
抄録減農薬でより商品性の高い米生産に資するため、良食味品種の「コシヒカリ」および早生種の「ハナエチゼン」と「てんたかく」を用い、いもち病および紋枯病の発生程度が収量と外観品質および食味に与える影響について検討した。いもち病では、穂いもちの被害度と減収率との間には正相関がある。年次による収量レベルの違いがあるが、発病穂率が10%、被害度が5で、ほぼ5%減収する。穂いもちの発病穂率が20〜40%の場合、外観品質の低下は粒厚が1.90mm以上では少ないが、1.80〜1.90mmの粒では、粒厚が薄くなるほど死米(白)と青米が増加して外観品質が低下する。紋枯病では成熟期の被害度が大きくなるにつれてくず米率が高くなり、収量が低下する。品種、年次、生育相により被害度と減収率との関係は異なるが、被害度10〜15でほぼ5%減収する。早生品種の「てんたかく」では、被害度が高くなるにつれて精玄米の整粒比率が低下し、多発生下では、1.90mm以上の粒厚でも外観品質が低下する傾向がある。また、粒厚1.80〜1.90mmで乳白米や死米(白)の混入率が増加して外観品質が低下する。中〜多発生下で食味計味度での差異も小さいが、精米蛋白含有率がやや高くなり、食味総合評価値が若干低くなる傾向がある。
索引語外観品質;紋枯病;被害度;収量;いもち病;てんたかく;穂いもち;年次;発病穂率;粒厚
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat