各種落葉果樹におけるモモノゴマダラノメイガ発生消長調査とクリでの本種の薬剤防除

各種落葉果樹におけるモモノゴマダラノメイガ発生消長調査とクリでの本種の薬剤防除

レコードナンバー780094論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036313NACSIS書誌IDAA12392297
著者名金崎 秀司
井伊 吉博
崎山 進二
宮下 裕司
書誌名愛媛県農林水産研究所果樹研究センター研究報告 = Bulletin of the Fruit Tree Research Center, Ehime Research Institute of Agriculture, Forestry and Fisheries
別誌名Bull. Fruit Tree Res. Cent. Ehime Res. Ins. Agri. Forest. Fish.
愛媛農水研果研セ研報
発行元愛媛県農林水産研究所果樹研究センター
巻号,ページ1号, p.53-63(2009-03)ISSN18837220
全文表示PDFファイル (694KB) 
抄録近年、交信かく乱剤の導入により、殺虫剤の散布回数の低減化が図られているが、それにより、モモノゴマダラノメイガの被害が顕在化している。そこで本種の性フェロモン剤を用いて、クリ、モモ、ブドウ、ナシ園で、成虫の発生消長や各果樹での被害の発生状況を3年間調査した。さらに、クリでの薬剤防除試験を2年間行った。(1)性フェロモントラップでは、6月上旬、7月上旬、8月上〜中旬、10月上旬の4回、成虫の誘殺ピークが認められた。モモでは、5月下旬(越冬世代)以降の誘殺数が多くなる時期と産卵時期が、また、誘殺のピーク時期と被害が発生し始める時期とが、比較的よく一致した。しかし、クリでの被害が発生する8月(第2世代)の誘殺経過と被害との間には、明瞭な関係は認められなかった。(2)無防除樹における‘石鎚’の被害果率(5年間)は、30.8〜47.3%であり、平均被害果率は約40%であった。(3)クリでの薬剤防除試験の結果、現状の慣行防除体系であるPAP乳剤の8、9月の各上旬1回の計2回散布が、フェンバレレート・MEP水和剤の8月上旬や下旬の1回散布に比べ、防除効果が高かった。(4)クリ毬果内の越冬幼虫に対する室内試験では、ビフェントリンフロアブル、MEP水和剤、フェンバレレート・MEP水和剤が高い殺虫効果であった。
索引語クリ;被害;MEP水和剤;本種;発生;モモ;成虫;薬剤防除試験;フェンバレレート;誘殺経過
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat