四倍体無核ブドウ新品種‘あづましずく’

四倍体無核ブドウ新品種‘あづましずく’

レコードナンバー780121論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036240NACSIS書誌IDAA12388584
著者名佐藤 守
岡田 初彦
小野 勇治
国澤 高明
佐久間 宣昭
松野 英行
瀧田 誠一郎
山家 弘士
書誌名福島県農業総合センター研究報告 = Bulletin of the Fukushima Agricultural Technology Centre
発行元福島県農業総合センター
巻号,ページ1号, p.11-20(2009-03)ISSN18825613
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抄録(1)‘あづましずく’は‘ブラックオリンピア’ב四倍体ヒムロッド’の交雑実生から選抜した四倍体無核品種である。なお、‘四倍体ヒムロッド’は‘ヒムロッド’の組織培養苗条のコルヒチン処理により得られた。2004年(平成16年)1月13日付けで種苗法に基づいて品種登録公表され、登録番号は第11590号である。(2)樹勢は強く、樹冠拡大は旺盛である。新梢及び穂軸径の肥大が顕著である。また大型の葉を着生する。(3)発芽期は中で‘巨峰’と同じ、開花期は中で‘巨峰’より2日早い。着色開始期(ベレーゾン期)は、満開後約40日で‘巨峰’より5〜7日早い。収穫時期は福島市で8月上〜中旬であり、成熟日数は65日の極早生の品種である。(4)果形は円で、果皮色は黒色である。50ppmジベレリン1回処理で、果粒肥大が図られ、果粒重は11〜15g程度となる。果皮と果肉の分離が容易で食べやすい。(5)肉質は中間で、果汁が多い。糖度は17〜19%、酒石酸は0.5%前後で酸味は少である。香気はフォクシー、裂果は極めて少ない。収穫期間は7〜14日である。日持ち性は室温で5〜7日、1℃で40日程度である。(6)‘あづましずく’は極早生性と無核性を兼ね備えた大粒種であり、露地栽培で8月の販売が可能であることから収益性の高い品種として普及が見込まれる。
索引語あづましずく;四倍体;品種;巨峰;四倍体無核ブドウ新品種;交雑実生;無核;四倍体ヒムロッド;ヒムロッド;組織培養苗条
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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