マダイ(Paglus major)とマミチョグ(Fundulus heteroclitus)における急性慢性毒性比の比較

マダイ(Paglus major)とマミチョグ(Fundulus heteroclitus)における急性慢性毒性比の比較

レコードナンバー780205論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名角埜 彰
清水 昭男
小山 次朗
隠塚 俊満
持田 和彦
藤井 一則
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ57巻・ 2号, p.201-209(2009-06)ISSN03714217
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抄録日本では慢性毒性試験は報告例が極めて少なく、急性毒性値をも環境影響評価に用いているのが現状である。急性毒性値と慢性毒性値との比である急性慢性毒性比(ACR)は物質毎に一定であることが知られており、急性毒性値から慢性毒性値を推定できることが知られている。しかし、日本産魚種でもACRを用いた慢性毒性値の推定が可能かどうかが明らかにされていなかった。そこで、本研究では、外国産の魚種の急性ACRを用いて日本産の魚種の急性毒性値から慢性毒性値が推定可能か調べるため、酸化トリブチルスズ(TBTO)、塩化トリフェニルスズ(TPTC)、カドミウム(Cd)およびナフタレン(Nap)についてマダイおよびマミチョグを用いて毒性試験を実施した。急性毒性試験及び慢性毒性試験ともにマミチョグに比較してマダイの方がより感受性が高かった。TBTO、TPTC、Cd及びNapにおけるACRは、マダイではそれぞれ670、120、18及び44であり、マミチョグではそれぞれ430、61、31及び78と両魚種で各被検物質毎の値は近似していた。以上の結果から、初期生活段階毒性試験が実施可能な魚種のACRを用いて感受性の高い日本産の魚種の急性毒性値から慢性毒性値の推測が可能であると考えられた。
索引語魚種;急性毒性値;慢性毒性値;マミチョグ;ACR;マダイ;急性慢性毒性比;比較;Fundulus heteroclitus;推定
引用文献数45
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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