リュウキュウマツ木桟道の劣化調査

リュウキュウマツ木桟道の劣化調査

レコードナンバー780377論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036874NACSIS書誌IDAA12390586
著者名図師 朋弘
森田 慎一
穂山 浩平
書誌名鹿児島県森林技術総合センター研究報告 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center
別誌名研究報告
発行元鹿児島県森林技術総合センター
巻号,ページ12号, p.1-10(2009-03)ISSN1883017X
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抄録高温多湿な奄美群島における、木材のエクステリア材等への利用に関する技術的な指針を確立するため、施工後7年程度の経過にも関わらず劣化が急速に進行していたリュウキュウマツの木桟道について、木材の劣化状況等を調査しその原因を検討した。目視等による損傷調査の結果、褐色腐朽菌による腐朽やシロアリによる食害が木桟道のいたるところで見られ、その被害は甚大であった。また、載荷試験の結果、全折していた木桟道の床板は全体の半数を占めており、本来の木材強度の1割程度しか担保しなくなっていることがわかった。木桟道部材の含水率と損傷との関係を調べたところ、木材の含水率が30%を越えていたものは損傷が大きい傾向が見られた。このように劣化が著しく進行した主な原因として、施工当時、木材の含水率が高い状態で防腐・防虫薬剤が注入され、その結果、薬剤浸透が不十分なまま屋外に設置されたことが、防腐剤の材への浸潤度試験の結果から推察された。これに加えて、高耐久設計が考慮されていなかったことで、部材の含水率が高い状態が長く続く状況にあったことも被害の進行を助長したものと考えられた。
索引語木材;含水率;木桟道;進行;結果;リュウキュウマツ木桟道;劣化;損傷;原因;被害
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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