野草抽出物のメタンチオールに対する消臭効果

野草抽出物のメタンチオールに対する消臭効果

レコードナンバー780483論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名浦部 貴美子
東 理恵
稲田 多希
南野 可奈子
灘本 知憲
小野 廣紀
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ35巻・ 4号, p.171-177(2009-07)ISSN13441213
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抄録滋賀県彦根市内に自生している野草(26種類)の熱水抽出物について、悪臭物質のひとつであるメタンチオール(CH3SH)に対する消臭率を測定し、さらにメタノール抽出物の消臭率と比較検討した。消臭率は、ヘッドスペースガスを用いたガスクロマトグラフ法により残存するCH3SH量から求めた。その結果、熱水抽出物およびメタノール抽出物5.0mg添加により、それぞれ12種と11種の試料に、緑茶(熱水抽出物78.6%、メタノール抽出物72.4%)よりも高い消臭効果が認められた。さらに、100%の消臭率を示した抽出物はそれぞれ8種類であった。このうち、カキドオシ(Glechoma hederacea)、カワラヨモギ(Artemisia capollaris)、キジムシロ(Porentilla fragarioides)、ハハコグサ(Gnaphalium affine)、ヒメジョン(Stenactis annuus)、メマツヨイグサ(Oenothera biennis)に含まれる消臭活性成分は、メタノールよりも熱水によって効率よく抽出された。これら野草熱水抽出物の高い消臭性は、これまでのところ報告されていない。消臭効果の期待できる新しい植物由来の素材であることが示唆された。
索引語消臭率;消臭効果;メタンチオール;熱水抽出物;抽出;抽出物;Oenothera biennis;野草抽出物;熱水;メタノール
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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