外来生物の小進化

外来生物の小進化

レコードナンバー780581論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015063NACSIS書誌IDAN00193852
論文副題遺伝的浮動と自然選択の相対的役割
著者名米倉 竜次
河村 功一
西川 潮
書誌名日本生態學會誌
別誌名日生態会誌
Jpn. j. ecol
Japanese journal of ecology
日本生態学会誌
発行元日本生態学会暫定事務局
巻号,ページ59巻・ 2号, p.153-158(2009-07)ISSN00215007
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抄録外来種の小進化に関する研究は分子遺伝レベルでの解析と表現型レベルでの解析を中心に発展してきた。しかし、分子遺伝マーカーでみられる遺伝変異はおもに遺伝的浮動による影響のみを反映しているのに対し、表現型レベルでの変異には遺伝的浮動に加え自然選択による影響も大きく関与していると考えられる。したがって、分子遺伝レベル、もしくは、表現型レベルのみの解析では、定着成功や侵略性に影響する外来種の性質が遺伝的浮動により影響されているのか、もしくは、自然選択により影響されるのかを区別することは難しい。しかし、外来種の表現型の小進化に対して遺伝的浮動と自然選択のどちらが相対的に重要であるのかを把握しなければ、導入された局所環境への外来種の定着成功や侵略性が小進化によりどう変化(増加、それとも減少)するのかを議論することは困難であろう。この総説では、この問題を解決する方法としてFST-QST法を概観するとともに、外来種の管理対策へのその適用についても考えた。
索引語遺伝的浮動;外来種;影響;小進化;自然選択;解析;表現型レベル;分子遺伝レベル;定着成功;侵略性
引用文献数34
登録日2011年04月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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