幼虫寄生蜂セセリオナガサムライコマユバチの発育に及ぼす寄主齢の影響

幼虫寄生蜂セセリオナガサムライコマユバチの発育に及ぼす寄主齢の影響

レコードナンバー780719論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名黒田 修司
平井 規央
石井 実
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ53巻・ 3号, p.85-90(2009-08)ISSN00214914
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抄録イチモンジセセリParnara guttata guttata幼虫の多寄生性捕食寄生者であるセセリオナガサムライコマユバチA. baorisを1〜5齢の寄主幼虫に寄生させ、寄生成功率や寄主体内での発育期間などを調査した。その結果、すべての齢の寄主幼虫についてA. baorisの寄生が成立し、幼虫の脱出は寄主の終齢後期に起こった。A. baorisが脱出した寄主の割合は27〜72%であり、寄生時の齢にかかわらずこの割合に有意な差は認められなかった。1寄主あたりの羽化個体数は4〜112、平均51であった。A. baorisの産卵から寄主脱出までの期間は、1、2齢時寄生区で約26〜30日、3、4齢時寄生区で約20日、5齢時寄生区で約15日で、未寄生寄主と比較して発育の遅延傾向が認められた。一方で、未寄生寄主はすべて5齢を経過して蛹化したが、被寄生寄主は6齢を経過する個体が多く認められた。被寄生寄主の最大体重の平均値は、1〜3齢時寄生区では、未寄生寄主のものよりも有意に小さかったが、4、5齢時寄生区では有意な差は認められなかった。一方、羽化寄生蜂数と雌雄成虫のサイズとの間には負の相関が認められた。
索引語baoris;寄主幼虫;寄主;経過;齢;未寄生寄主;発育;幼虫寄生蜂セセリオナガサムライコマユバチ;寄主齢;寄生
引用文献数43
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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