亜臨界水中でのD-ガラクツロン酸およびD-ガラクツロン酸ナトリウムの分解動力学
亜臨界水中でのD-ガラクツロン酸およびD-ガラクツロン酸ナトリウムの分解動力学
レコードナンバー | 780970 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010553 | NACSIS書誌ID | AA11809133 |
著者名 | 王 栄春 小林 敬 安達 修二 | ||
書誌名 | Journal of applied glycoscience | ||
発行元 | 日本応用糖質科学会 | ||
巻号,ページ | 56巻・ 3号, p.181-184(2009-07) | ISSN | 13447882 |
全文表示 | PDFファイル (470KB) | ||
抄録 | D-ガラクツロン酸およびD-ガラクツロン酸ナトリウムの160-220℃または160-190℃の亜臨界水中での分解動力学について検討した。D-ガラクツロン酸の分解過程は1次反応速度式で表現できた。速度定数の温度依存性はアレニウス式に従い、活性化エネルギーおよび頻度因子はそれぞれ131kJ/molと4.81×10(12)/sであった。一方、D-ガラクツロン酸ナトリウムはD-ガラクツロン酸よりも分解されやすく、その過程は1次反応速度式に従わなかった。そこで、分解過程にWeibull式を適用し、速度定数と形状係数を算出した。速度定数の温度依存性はアレニウス式で表現でき、活性化エネルギーおよび頻度因子はそれぞれ147kJ/molと1.26×10(15)/sであった。また、D-ガラクツロン酸およびD-ガラクツロン酸ナトリウムの分解に伴う反応液の室温におけるpHについても測定した。 | ||
索引語 | ガラクツロン酸;ガラクツロン酸ナトリウム;亜臨界水中;分解動力学;速度;分解過程;1次反応速度式;表現;温度依存性;アレニウス式 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |