能登半島地震による被害水田の復旧対策

能登半島地震による被害水田の復旧対策

レコードナンバー781102論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20031691NACSIS書誌IDAA12308483
著者名北田 敬宇
源 裕
高瀬 裕章
書誌名石川県農業総合研究センター研究報告
別誌名石川県農業総合研究センター研究年報・研究報告
発行元[石川県農業総合研究センター]
巻号,ページ28号, p.7-17(2009-06)ISSN
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抄録2007年3月25日、マグニチュード6.9の能登半島地震が発生し、農用地は大きな被害を受けた。このため、1日も早い被害水田の復旧に向けて、生産者の営農努力で可能な技術対策等について検討した。1)粘土質土壌改良資材を用いた漏水防止対策。亀裂深が40〜60cmで、幅1〜11cmの田面亀裂被害水田について、修復作業として、亀裂部分の掘削後、ベントナイト1トン/10aを亀裂に施用した後突き固め、残りは圃場全面に施用した。この結果、移植〜中干し期の減水深は無被害水田との差異はなく、漏水抑制効果が認められた。これは、土壌断面調査からベントナイトが土壌亀裂をふさいでいることからも裏付けられた。2)田面高低の被害実態と営農管理による田面均平対策。代かき作業を通じた均平により、田面高低差は17cmから8〜14cmと小さくなったものの、代かき作業だけでは十分な均平は困難であった。苗の水没地点では水稲が徒長し、また藻類の発生により初期生育が不良となった。このため、分げつが進むまでは軽い田干しを繰り返すとともに、時折落水して生育を促す必要がある。3)液状化現象による噴砂発生状況と水稲生育。噴砂発生は、直径1m、高さ5cmの大きさで、1〜3か所見られた。墳砂は灰色の細砂で、窒素等の養分肥沃度は低い。噴砂噴出し口が見られず、また混入量が少ないため、漏水や生育ムラは見られないが、噴砂量が多い場所では肥料切れが懸念される。
索引語亀裂;被害水田;能登半島地震;被害;均平;ベントナイト;代かき作業;水田;移植〜中干し期;分げつ
引用文献数4
登録日2011年05月10日
収録データベースJASI, AGROLib

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