豚において産次ごとの産子数における記録数の違いが遺伝的パラメーターの推定精度に及ぼす影響

豚において産次ごとの産子数における記録数の違いが遺伝的パラメーターの推定精度に及ぼす影響

レコードナンバー781162論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011654NACSIS書誌IDAN10202971
著者名佐藤 正寛
佐々木 修
石井 和雄
書誌名日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science
発行元日本養豚学会
巻号,ページ46巻・ 3号, p.152-158(2009-09)ISSN0913882X
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抄録産次により異なる記録数が産子数における遺伝的パラメーターのREML推定値に与える影響を調べるため、モンテ・カルロ法によるコンピュータシミュレーションによって5世代分のデータを発生させた。雄1頭に雌10頭を交配し、各腹から雄1頭雌2頭を繁殖用に育成した。記録の総数が一定の場合(24,000記録)および初産の個体数が一定の場合(8,000頭)の2通りを想定した。記録を持つ個体の比率は、初産:2産=10:10、10:5、10:2、10:1および初産:2産:3産=10:10:10、10:5:5、10:2:2、10:1:1の計8通りとした。産子数の遺伝率は0.1、反復率は0.15とし、平均産子数は産次の増加とともに0.5頭増えるものとした。各条件下で200反復の記録を発生させ、変量効果(相加的遺伝分散、永続的環境分散、誤差分散)の分散成分を推定するとともに、それらの平均平方誤差の平方根(SMSE)を算出した。記録の総数が一定のとき、相加的遺伝分散およびそのSMSEは、産次数、各産次の記録数における不揃いの程度および記録を持つ個体数による影響を受けなかった。誤差分散はいずれの条件下でも約1%過大推定された。しかし、過大推定された量は僅かであったため、遺伝率や反復率への影響は小さいものであった。また、永続的環境分散および誤差分散におけるSMSEは、各産次の記録数が不揃いになるほど大きくなった。さらに、これらのSMSEは2産次よりも3産次までの記録を用いた場合に小さくなった。
索引語記録;産子数;一定;影響;記録数;遺伝的パラメーター;SMSE;各産次;誤差分散;推定精度
引用文献数11
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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