強制運動に対する三倍体ニジマスの生理学的反応

強制運動に対する三倍体ニジマスの生理学的反応

レコードナンバー781193論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名小林 徹
伏木 省三
上野 紘一
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ57巻・ 3号, p.361-370(2009-09)ISSN03714217
全文表示PDFファイル (692KB) 
抄録0から15分間の強制運動中と6分間強制運動後の回復過程における全雌三倍体ニジマスの血液生理学的変化を二倍体との比較のもとに調べた。強制運動の前、三倍体の脾臓のヘモグロビン含量体重比は二倍体に比べて有意に高かったが、運動を強制されると三倍体の脾臓は運動開始一分後には二倍体と同程度に縮小したことから、三倍体の脾臓重量比の減少率は二倍体の場合よりも高いことがわかった。赤血球数は運動強制によって両倍数性とも有意に増加したが増加割合は明らかに三倍体の方が高かった。三倍体の強制運動後の初期の血液性状の回復過程は二倍体に比べて約30分遅れ、三倍体は生理機能が回復するのに二倍体よりも長い時間を必要としたが、両倍数性とも24時間後にはもとの状態に戻っていた。これらのことから、三倍体は過激運動を行う際、二倍体よりも比較的大きな循環系への赤血球供給能を必要とし、それに脾臓を肥大させることで対応していると考えられた。
索引語三倍体;二倍体;脾臓;強制運動;回復過程;強制運動中;運動;三倍体ニジマス;生理学的反応;強制
引用文献数35
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat