ヨーロッパ域内における食料品の産業内貿易
ヨーロッパ域内における食料品の産業内貿易
レコードナンバー | 781579 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20004775 | NACSIS書誌ID | AN00202024 |
論文副題 | EU15のデータによる分析 | ||
著者名 | 金田 憲和 | ||
書誌名 | 農村研究 | ||
別誌名 | Journal of rural community studies Nōsonkenkyu Nōsonkenkyū | ||
発行元 | 東京農業大学農業経済学会→食料・農業・農村経済学会 (121号-) | ||
巻号,ページ | 109号, p.14-25(2009-09) | ISSN | 03888533 |
全文表示 | PDFファイル (233KB) | ||
抄録 | ヨーロッパ地域(EU15)内の食料品の産業内貿易の構造とその決定要因を、加工度・用途別に財を4分類したデータを用いて分析した。この結果、EU15のGL指数は東アジアと比べてかなり高く、食料品における産業内貿易が活発に行われていた。また、「加工品・家庭用」のGL指数は比較的高く、逆に「原料・産業用」のGL指数は低かった。回帰分析の結果によれば、2国間の距離の近さによって表された消費者の嗜好の類似性が、産業内貿易を促進する要因となっていた。言語によって表された国同士の文化的な類似性も、家庭用の財に関しては産業内貿易を促進する要因である。一人当たりGDPによって嗜好の類似性を捉えようとした変数については、比較的有意なものが少なかった。2国全体の市場規模の大きさは産業内貿易を促進するが、2国の市場規模の差についてははっきりした傾向は見出せなかった。生産要素賦存比率の差についても、産業内貿易との関係は、はっきりとは見出せなかった。 | ||
索引語 | 産業内貿易;食料品;要因;GL指数;類似性;促進;分析;データ;財;結果 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |