大和川東部流域における竹林の拡大実態とバイオマス資源としての可能性調査
大和川東部流域における竹林の拡大実態とバイオマス資源としての可能性調査
レコードナンバー | 781685 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20001550 | NACSIS書誌ID | AA1155559X |
著者名 | 宮崎 祐子 和口 美明 | ||
書誌名 | 奈良県森林技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Nara Forest Research Institute 奈良県森技セ研報 Bull. Nara, For. Res. Inst. | ||
発行元 | 奈良県森林技術センター | ||
巻号,ページ | 38号, p.61-63(2009-03) | ISSN | 13459864 |
全文表示 | PDFファイル (163KB) | ||
抄録 | 大和川東部地域3市(旧奈良市、天理市、桜井市)について、竹林の拡大実態調査を行った。調査にはオルソ化されたデジタル空中写真と1979年(現状把握に用いた写真撮影年の約20年前)の森林簿を用いた。その結果、大和川東部流域3市における竹林面積は過去約20年間で平均して約2.3倍に拡大していた。本数間伐率と稈(かん;地上部を指す)の再生量の関係を見るため、35%の間伐を行ったプロットでは、翌年には間伐前の密度の93%まで再生し、1年間の稈の炭素固定量は、40年生スギ樹幹の年間平均炭素固定量を上回ることが分かった。また、大和川東部流域3市の竹林面積の10%が持続的に利用可能であると仮定すると、年間5159.9tの竹をバイオマス資源として供給することが可能であると試算された。 | ||
索引語 | 竹林;バイオマス資源;竹林面積;稈;オルソ化;デジタル空中写真;現状把握;写真撮影年;森林簿;大和川東部流域 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |