分析手法の違いによるCOD(Chemical Oxygen Demand;化学的酸素要求量)分析値の差異
分析手法の違いによるCOD(Chemical Oxygen Demand;化学的酸素要求量)分析値の差異
レコードナンバー | 781706 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012373 | NACSIS書誌ID | AN10412839 |
著者名 | 梅田 智樹 清本 容子 久野 勝利 田中 勝久 | ||
書誌名 | 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center | ||
別誌名 | Bull. Saga Prefect. Ariake Fish. Res. Dev. Cent. 佐有水試研報 | ||
発行元 | 佐賀県有明水産振興センター | ||
巻号,ページ | 23号, p.25-30(2007-07) | ISSN | 09191143 |
全文表示 | PDFファイル (616KB) | ||
抄録 | 有明湾奥部の西部海域で採取した海水試料を、水質汚濁に係る環境基準(環境省告示1971)に基づいたアルカリ性法(告示法)および水質汚濁調査指針に基づいたアルカリ性法(指針法)の二通りのCOD分析方法で分析を行った。その結果、告示法によるCOD分析値(CODEQS)が指針法によるCOD値(CODGL)より0.61±0.33mg/L(Mean±S.D.)高くなることを確認した。また、Mg(2+)がCODEQSとCODGLの差を引き起こす原因として特定され、Mg(2+)濃度が24.26mmol/L(塩分16に相当)を超えるとCODEQSはMg(2+)の影響を受け始めるとことが明らかとなった。CODEQSとCODGLを統合するため、塩分が16を超える試料の分析値を用い、重回帰分析により換算式を作成した。CODGLを目的変数とし、CODEQSと塩分を説明変数として得られた重回帰式は、換算式として十分に信頼できると考えられた。 | ||
索引語 | CODEQS;CODGL;Mg(2+);分析値;塩分;アルカリ性法;告示法;指針法;換算式;Mean±S.D. | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |