ジャンボリーキ鱗片から発生する泡成分の抗肝障害作用とサポニンの同定
ジャンボリーキ鱗片から発生する泡成分の抗肝障害作用とサポニンの同定
レコードナンバー | 782568 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012295 | NACSIS書誌ID | AN10467499 |
著者名 | 内田 あゆみ 陶 慧 荻原 淳 赤尾 真 熊谷 日登美 松藤 寛 竹永 章生 櫻井 英敏 | ||
書誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
別誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
発行元 | 日本食品科学工学会 | ||
巻号,ページ | 56巻・ 12号, p.639-646(2009-12) | ISSN | 1341027X |
全文表示 | PDFファイル (556KB) | ||
抄録 | ジャンボリーキ鱗片から得られた泡粉末と比較のために鱗片末およびクルクミンを用いてGaINにより誘発される急性肝障害およびEtOHによって惹起される慢性肝障害モデルラットに対する影響を調べた。また同時に、推定関与成分として生鱗片からサポニンの単離・同定を試みた。その結果、ジャンボリーキの泡粉末および鱗片末は、GaIN、およびEtOHのラットへの投与実験において急性肝障害時の機能低下を抑制すること、またアルコール吸収を抑制することにより慢性肝障害を予防することを明らかにした。そして、その関与成分として既知のステロイドサポニンである(25R)-spirost-5-ene-2α、3β-diol-3-O-{O-β-D-glucopyranosyl-(1→2)-O-[β-D-xylopyranosyl-(1→3)]-O-β-D-glucopyranosyl-(1→4)-β-D-galactopyranoside}、(C50H80O23、MW:1048)、カラタビオサイドAの存在を提示した。 | ||
索引語 | サポニン;ジャンボリーキ鱗片;同定;抑制;泡粉末;EtOH;ラット;関与成分;ステロイドサポニン;カラタビオサイドA | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2011年03月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |