超高速液体クロマトグラフィーによるガラナ含有健康食品中のテオフィリン、テオブロミンおよびカフェインの迅速分析
超高速液体クロマトグラフィーによるガラナ含有健康食品中のテオフィリン、テオブロミンおよびカフェインの迅速分析
レコードナンバー | 782841 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 長谷川 貴志 高橋 市長 西條 雅明 石井 俊靖 永田 知子 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 50巻・ 6号, p.304-310(2009-12) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (444KB) | ||
抄録 | UPLCによるガラナ含有健康食品中のテオフィリン、テオブロミンおよびカフェインの迅速分析法を開発した。テオフィリン、テオブロミンおよびカフェインは抽出溶媒として水を用い、沸騰水浴上で20分間加熱して抽出を行い、UPLCで分析した。カラムにはAQUITY UPLC BEH C18を用い、10mmol/L酢酸アンモニウム緩衝液(pH 4.0)-アセトニトリルのグラジエントで分析を行った。添加回収試験の結果、回収率はテオフィリンでは97.6〜98.7%、テオブロミンでは97.3〜99.7%、カフェインでは97.1〜105.4%であり、良好な結果を示した。定量限界は試料中濃度として、10μg/gであった。本法を市販の健康食品に適用した結果、1製品(錠剤)からテオフィリンが4.45mg/錠、テオブロミンが5.48mg/錠、カフェインが139mg/錠検出された。製品の表示どおりに当該製品を4錠摂取すると、テオフィリンは薬用量の1/10、カフェインは薬用量を超えるため、本製品を摂取することによる健康への影響が懸念される。 | ||
索引語 | テオフィリン;カフェイン;UPLC;テオブロミン;結果;ガラナ含有健康食品中;錠;薬用量;アセトニトリル;グラジエント | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年03月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |