牛乳房炎乳汁の保存温度および転倒混和による細菌数の変動と塗布器材の検証

牛乳房炎乳汁の保存温度および転倒混和による細菌数の変動と塗布器材の検証

レコードナンバー782892論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020638NACSIS書誌IDAA1163152X
著者名宮崎 珠子
角 真次
河合 一洋
岡田 啓司
書誌名日本家畜臨床学会誌 = Japanese journal of large animal clinics
別誌名Japanese journal of veterinary clinics
東北家畜臨床研究会誌
発行元日本家畜臨床学会
巻号,ページ32巻・ 3号, p.109-114(2009-11)ISSN13468464
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抄録乳汁検体の保存温度、検体塗布前の転倒混和の有無が培養法による細菌数算定に与える影響を明らかにする目的で、1,000〜3,000(10(3〜3.48))CFU/mlに調製した大腸菌液と乳房炎乳汁12検体を用いて、保存前の検体と4℃、20℃、37℃で3時間保存した検体の細菌数、3時間静置した検体と転倒混和した検体の細菌数を比較した。また定量ループおよび綿棒で塗布する方法の精度を検証する目的で、大腸菌液と乳房炎乳汁を用いて、従来のマイクロピペットとコンラージ棒で定量および塗布する方法と検査結果を比較した。その結果、大腸菌液では4℃保存で細菌数が有意に(P<0.05)減少し、大腸菌液、乳房炎乳汁ともに37℃保存で細菌数が有意に(P<0.05)増加した。静置した乳房炎乳汁検体では、転倒混和した検体より細菌数が有意に(P<0.01)少なく算定された。また定量ループを用いて塗布した場合、細菌数は従来法に比べ大腸菌液で有意に(P<0.01)多く算定され、乳房炎乳汁では有意に(p<0.05)少なく算定された。綿棒を用いて塗布した場合、大腸菌液、乳房炎乳汁ともにコロニー数が従来法に比べ有意に(P<0.01)少なかった。以上から、乳房炎乳汁の細菌検査を行う際には、採材後低温で保存し、塗布直前に検体を転倒混和することが必要で、定量ループや綿棒で塗布する方法は、精度に問題があった。
索引語細菌数;大腸菌液;検体;比較した;用いて塗布;乳房炎乳汁;算定;綿棒;方法;検証
引用文献数10
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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