底泥除去をアオコ防除法として選択した場合の除去泥土の利用法の提案

底泥除去をアオコ防除法として選択した場合の除去泥土の利用法の提案

レコードナンバー790152論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016414NACSIS書誌IDAN0024866X
著者名山本 芳正
塚田 創
中井 大介
書誌名陸水學雜誌
別誌名Japanese journal of limnology
発行元日本陸水學會
巻号,ページ70巻・ 3号, p.201-207(2009-12)ISSN00215104
全文表示PDFファイル (435KB) 
抄録京都市の広沢池では近年大規模なアオコが発生している。例年冬期に2ヶ月以上にわたって池全体の底が露出した状態になるにもかかわらずアオコが発生すること、および夏期のMicrocystis aeruginosaの優占が細胞分裂による増殖からは説明できないことなどから、当池では泥中のラン藻のコロニーや休眠胞子がシードポピュレーションとして重要な役割を果たしていると考えられる。冬期にはMicrocystis属のコロニーは含水率が40%以上の底泥の表層部に密集して存在している。そのため、冬期に湿った底泥の表層部を除去することにより、アオコの発生を防除できるのではないかと考えられた。除去泥土の処理法としては農地利用が適切と考えられたため、2006年3月から2007年4月にかけて、底泥を用いて20種の作物を栽培した。その結果、10種で収量が有意に増加した。このことから、広沢池で底泥表層部を除去することによりアオコの防除が期待でき、さらに除去泥土を農地利用することによって多くの作物で増収が見込めるものと考えられた。
索引語アオコ;除去泥土;冬期;底泥;除去;発生;表層部;広沢池;コロニー;防除
引用文献数25
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat