宮城県内におけるキュウリ褐斑病菌の数種薬剤に対する感受性
宮城県内におけるキュウリ褐斑病菌の数種薬剤に対する感受性
レコードナンバー | 790225 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015089 | NACSIS書誌ID | AN00052373 |
著者名 | 近藤 誠 永野 敏光 高橋 智恵子 中村 茂雄 | ||
書誌名 | 北日本病害虫研究会報 | ||
別誌名 | Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan 北日本病害虫研究会報 | ||
発行元 | 北日本病害虫研究会 | ||
巻号,ページ | 60号, p.88-91(2009-12) | ISSN | 0368623X |
全文表示 | PDFファイル (234KB) | ||
抄録 | 宮城県内のキュウリ栽培10圃場から採取したキュウリ褐斑病菌について数種類の薬剤に対する感受性を検定したところ、県内にはチオファネートメチル剤、ジエトフェンカルブ剤、ボスカリド剤、ストロビルリン系薬剤に対して感受性の低下が認められ、耐性菌が分布していることが示唆された。チオファネートメチル剤とジエトフェンカルブ剤に対する耐性菌はいずれも最小生育阻止濃度が100ppm以上の高度耐性菌であったものの、両剤に耐性を示す菌は確認されず、負の交差耐性が認められた。また、プロシミドン剤に対する耐性菌は確認されなかったことから、ジエトフェンカルブ・チオファネートメチル剤、ジエトフェンカルブ・プロシミドン剤は褐斑病菌に効果があると推察された。ボスカリド剤については、一部の地域でのみ耐性菌が確認され、その地域では分離菌株すべてが耐性菌の圃場も認められた。ストロビルリン系剤については、検定したすべての圃場で耐性菌が確認された。 | ||
索引語 | 感受性;耐性菌;宮城県内;キュウリ褐斑病菌;確認;プロシミドン剤;チオファネートメチル剤;数種薬剤;菌;ジエトフェンカルブ | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年07月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |