代替防除資材利用によるリンゴ有機栽培の試み(2)
代替防除資材利用によるリンゴ有機栽培の試み(2)
レコードナンバー | 790268 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015089 | NACSIS書誌ID | AN00052373 |
論文副題 | 転換後5年間の虫害発生状況 | ||
著者名 | 伊藤 大雄 | ||
書誌名 | 北日本病害虫研究会報 | ||
別誌名 | Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan 北日本病害虫研究会報 | ||
発行元 | 北日本病害虫研究会 | ||
巻号,ページ | 60号, p.266-269(2009-12) | ISSN | 0368623X |
全文表示 | PDFファイル (271KB) | ||
抄録 | 防除体系を改変しながらリンゴの有機栽培を2004年より5年間にわたって実施し、虫害の発生状況を調査した。供試園地では、耕うん、粗皮削り等の耕種的な防除に加え、交信攪乱剤、マシン油乳剤、ニンニク抽出液等様々な防除資材を年間延べ1O〜16回使用した。5年間を通した最重要害虫はナシマルカイガラムシで、2006年にマシン油乳剤の散布時期と希釈倍率を変更したところ2007年から多発し、2008年の被害果率は60%に達したため、防除体系の再検討が必要と考えられた。クワコナカイガラムシは、2008年に多発したが、それ以外の年は5.5%以下に抑えられた。モモシンクイガの被害果率は最大1.8%、ハマキムシの被害果率は最大6.7%にとどまり、一定の防除効果が認められた。 | ||
索引語 | 被害果率;防除体系;マシン油乳剤;多発;年;供試園地;ナシマルカイガラムシ;散布時期;クワコナカイガラムシ;モモシンクイガ | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年07月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |