静岡県安倍川におけるライグラス類野生化集団の侵入および生育状況

静岡県安倍川におけるライグラス類野生化集団の侵入および生育状況

レコードナンバー790311論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名澤田 均
山下 雅幸
萩原 陽二郎
福田 美寿々
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ55巻・ 4号, p.310-317(2010-01)ISSN04475933
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抄録我が国では外来牧草が広く栽培・利用されている。しかし、外来牧草はしばしば野生化し、一部は農地または自然地の雑草と化している。適正なリスク管理には、野生化集団の侵入状況や生態的特性を知ることが不可欠である。そこで、本稿では河原に侵入したライグラス類野生化集団の分布状況と種子生産の実態を把握することを目的とした。静岡市を流れる安倍川に焦点を当て、本流全体という流域スケールと、1地点に注目して堤防下から河道側にかけてという局所スケールの両面から調べた。その結果、中・下流域にイタリアンライグラスが、低被度ではあるが、広く分布していること、絶滅危惧種ミヤマシジミの現存する生息地7地点のうち、4地点(57.1%)に侵入していることがわかった。しかし、ミヤマシジミの食樹コマツナギに対してイタリアンライグラスが悪影響を及ぼすケースは観察されなかった。河原に深く侵入した個体の成長量・草丈は、堤防に近い個体に比べて低かった。しかし、そのような小個体でさえ結実率は概ね高かった。このことは、河原では花粉フローが予想以上に高いことを示唆する。
索引語侵入;河原;ライグラス類野生化集団;個体;外来牧草;イタリアンライグラス;下流域;低被度;絶滅危惧種ミヤマシジミ;ミヤマシジミ
引用文献数29
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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