短日条件に対するダイズの開花および成長の反応の品種間差異

短日条件に対するダイズの開花および成長の反応の品種間差異

レコードナンバー790499論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名Fatichin
鄭 紹輝
有馬 進
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ14巻・ p.65-70(2009-12)ISSN13487175
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抄録短日条件は、ダイズの花芽分化と開花を促進するが、開花までに栄養成長量が不足の場合は結果的に収量の低下を招くことになる。本研究では、低緯度の熱帯地域への品種導入を前提とし、この短日条件による減収の改善を図る目的で、緯度の異なる6カ国由来の15品種の短日条件に対する成長および開花の反応を比較調査した。自然日長が短い1月に播種(播種から開花までの日長:10時間21分-11時間37分、昼/ 夜温度:27℃/22℃)した場合と、長日条件となる7月に播種(播種から開花までの日長:14時間3分-12時間30分、温度無制御)した場合の成長と開花を比較した。その結果、開花まで日数はすべての品種において、短日条件下で、長日条件下より短縮された。しかし、その短縮程度は品種によって異なった。この短縮程度を日長に対する感受性と理解すれば、中国由来のHefeng50、アメリカ由来のRipleyおよびインドネシア由来のArgomulyoは感受性が最も低かった。その中でArgomulyoは開花まで日数が供試品種中最も長く(43日)、Hefeng50およびRipleyは最も短かった(26日)。したがって、Argomulyoは長い栄養成長性を持つのではないかと考えられた。一方、短日条件下でのその他の成長特性をみると、インドネシア由来の品種は、栄養成長量および子実収量が比較的多く、日本由来の品種では百粒重が大きく、中国由来の品種では3粒莢の割合が高かった。
索引語開花;品種;日長;Argomulyo;短日条件;成長;播種;ダイズ;反応;栄養成長量
引用文献数17
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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