寒天平板希釈法によるイチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)のアゾキシストロビン剤に対する感受性検定

寒天平板希釈法によるイチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)のアゾキシストロビン剤に対する感受性検定

レコードナンバー790544論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名稲田 稔
山口 純一郎
古田 明子
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ76巻・ 1号, p.1-6(2010-02)ISSN00319473
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抄録寒天平板希釈法によるイチゴ炭疽病菌のストロビルリン系薬剤耐性検定法を確立した。シアン耐性呼吸の阻害剤であるSHAM(1000 ppm)とともにAZ剤(10〜1000 ppm)を添加したPDA平板培地においては、AZ剤耐性菌は菌糸生育が認められたのに対し、感受性菌は完全に抑制された。本病原菌113菌株について、SHAM 1000 ppm(最終濃度)添加条件下におけるAZ剤のMIC値を調査した結果、供試菌株はMIC 0.19〜3.12 ppmと3200 ppm以上の二つのグループに分かれ、これらの菌株についての生物検定及び遺伝子診断の結果から、前者は感受性菌、後者は耐性菌と考えられた。これらのことから、本病原菌のAZ剤感受性は、SHAM 1000 ppm添加条件下におけるAZ剤のMIC値によって判定可能である。従って、SHAM 1000 ppmとともにAZ剤を100 ppmになるように添加したPDA平板培地における25℃、4日間培養後の菌糸生育の有無によって、より簡易にAZ剤感受性を判定することが可能である。
索引語AZ剤;寒天平板希釈法;イチゴ炭疽病菌;Glomerella cingulata;添加;PDA平板培地;菌糸生育;感受性菌;MIC値;結果
引用文献数13
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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