食性異常遺伝子および広食性遺伝子を活用する毒性物質検定用蚕の開発

食性異常遺伝子および広食性遺伝子を活用する毒性物質検定用蚕の開発

レコードナンバー790603論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003601NACSIS書誌IDAA1158833X
著者名大沼 昭夫
竹村 洋子
持田 裕司
松本 正江
書誌名大日本蚕糸会研究報告
別誌名Journal of Dainippon Silk Foundation
大日本蚕糸会研究報告
発行元大日本蚕糸会
巻号,ページ57号, p.53-63(2009-12)ISSN
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抄録各種の毒性物質等(遺伝毒性も含む)を検定するバイオアッセイ系開発のため、現在の広食性蚕系統より更に食性幅の広い蚕系統を作出した。既知の(1)放射線照射により誘発された食性異常遺伝子NpやNp-A4遺伝子、(2)桑の全く含まれていない人工飼料でも優れた摂食性を示す広食性遺伝子SekやPh(B)、Ph(S)を活用した。まずNp*遺伝子をK遺伝子で標識した染色体を作り、次にNp*とKとを同一染色体上に座乗して持つ系統に、既に作出してあるpe Sek/pe Sek;Ze Ph(B)/+Ze Ph(S)を導入しpe Sek/pe Sek;Ze Ph(B)/+(Ze) Ph(S);K Np*++/+++系統を作出した。別途、pe Sek/pe Sek;Ze Ph(B)/+(Ze) Ph(S)の系統に着色非休眠卵遺伝子pndを導入したpe Sek/pe Sek; Ze Ph(B)/+(Ze) Ph(S);++pnd/++pnd系統を作り、この両系統を用いて、毎代SekとPh*とをホモに持ち、かつNp*をヘテロに持つpe Sek/pe Sek;Ze Ph(B)/+(Ze) Ph(S);K Np*+/++pndまたはpe Sek/pe Sek;+(Ze) Ph(S)/+(Ze) Ph(S);K Np*+/++pndだけを得ることができる蚕系統を構築することができた。この蚕系統は残留農薬等の検定に使用できることが明示された。
索引語蚕系統;活用;バイオアッセイ系開発;Np;食性異常遺伝子;広食性遺伝子;毒性物質検定用蚕;開発;遺伝子;検定
引用文献数20
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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