稲発酵粗飼料を活用した泌乳牛への効率的な給与法の確立
稲発酵粗飼料を活用した泌乳牛への効率的な給与法の確立
レコードナンバー | 790609 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20002644 | NACSIS書誌ID | AA11573718 |
著者名 | 戸田 尚美 菅原 徹 脇本 亘 塚本 永和 石井 貴茂 関 俊雄 | ||
書誌名 | 茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center | ||
別誌名 | 茨城畜セ研報 Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn | ||
発行元 | 茨城県畜産センター | ||
巻号,ページ | 42号, p.8-15(2010-02) | ISSN | 13466488 |
全文表示 | PDFファイル (511KB) | ||
抄録 | 酪農家での利用拡大を目的にイネ発酵粗飼料(RWCS)の給与実証を行い、飼料摂取量及び乳量、乳成分に与える影響を検討した。場内のフリーストール牛群に給与する組飼料をRWCSまたはオーツへイのみとしたところ、乾物摂取量、泌乳成績、血液性状は、両区に差が認められず、泌乳前期牛では自給粗飼料が不足しがちな夏〜秋季にオーツへイとの代替が可能であることがわかった。同様に泌乳中後期牛へ給与する場合も自給粗飼料からの短期間飼料変更した場合では慣行時飼養法と同等の泌乳成績が得られた。この結果を受けてRWCSを繋ぎ飼い方式の農場の乳牛に分離給与したところ、泌乳中期牛については、泌乳末期に向かう生理的な乳量の減少傾向が認められ、体重、血液性状にもほぼ影響はなかった。分娩前後の乳牛に給与した場合でも分娩後の乳量や血液性状等に悪影響は認められなかった。また、新開発自走式細断型刈り取り機により調整したRWCSを場内フリーストール牛群へトップドレス給与したところ、泌乳能力や乳期に関係なく乳量が安定していた。 | ||
索引語 | 乳量;オーツ;給与;影響;血液性状;泌乳成績;自給粗飼料;乳牛;認められず;夏〜秋季 | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |