小動物領域における新しい血糖コントロールマーカー糖化アルブミン(GA)測定

小動物領域における新しい血糖コントロールマーカー糖化アルブミン(GA)測定

レコードナンバー790645論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20034181NACSIS書誌IDAA12319286
著者名森 昭博
書誌名日本獣医生命科学大学研究報告 = Bulletin of Nippon Veterinary and Life Science University
別誌名Bull. Nippon Vet. Life Sci. Univ.
日獣生大研究報告
発行元日本獣医生命科学大学
巻号,ページ58号, p.48-52(2009-12)ISSN18827314
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抄録フルクトサミンや糖化ヘモグロビンおよび糖化アルブミン(GA)といった糖化蛋白質の測定は、近年、糖尿病の血糖コントロールマーカーとして用いられている。犬および猫の糖尿病における血糖コントロールは、血中のフルクトサミン濃度を測定することで判断できる。しかしながら、フルクトサミンの測定は現在、日本では行われておらず、フルクトサミンの主成分であるGAがフルクトサミン測定の代用として役割を果たすと考えられる。我々の研究からフルクトサミンとGAの有意な相関性は、犬と猫の健常および糖尿病動物で確認されている。さらに健常犬におけるGAの基準照範囲は、8.8-14.5%(平均±2標準偏差)であり、健常猫におけるGAの基準範囲を6.7-16.1%である。また我々の研究から血清GA%は、急性の高血糖状態(静脈内糖負荷試験)や、一日の血糖変動において影響を受けず、安定した血糖コントロールマーカーであることを証明した。さらに、糖尿病犬において血清GA%は長期間の血糖変動(約1-3週間)を反映するマーカーであることを証明した。これらの結果から、GAはフルクトサミンの代用として、犬および猫の糖尿病の血糖コントロールモニタリングに有用な診断マーカーとなると考えられた。
索引語GA;フルクトサミン;犬;測定;血清GA;糖尿病;猫;血糖コントロールマーカー;代用;我々
引用文献数5
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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