スギ材から放散する揮発性有機化合物に及ぼす乾燥方法の影響

スギ材から放散する揮発性有機化合物に及ぼす乾燥方法の影響

レコードナンバー790666論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名石川 敦子
大平 辰朗
小林 功
宮本 康太
塔村 真一郎
井上 明生
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ8巻・ 4号, p.215-222(2009-12)ISSN09164405
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抄録近年、乾燥材需要の高まりに伴い、スギ材に対して様々な乾燥方法が適用されるようになった。他方、木材および木質材料から放散する揮発性有機化合物(VOC)について関心が高まっている。そこで本研究では、乾燥処理がスギ材からのVOCの放散へ及ぼす影響を検討することとした。スギ材に対して高温乾燥、高周波減圧乾燥、および自然乾燥を施した。乾燥材から放散するVOCを小形チャンバー法で測定し、ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS)および高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析した。ホルムアルデヒドとアセトアルデヒドの放散量は厚生労働省の指針値よりも低い値であり、乾燥方法による顕著な違いは認められなかった。総揮発性有機化合物(TVOC)の放散量は、高周波減圧乾燥材で最も多く、次いで自然乾燥材であり、高温乾燥材で最も少なかった。また、個々のVOCの放散量は、乾燥方法によって異なっていた。これらの結果は、スギ材を建築内装材料として用いる際、および乾燥がVOCの放散に及ぼす影響を検討する際に役立つものである。
索引語スギ材;VOC;放散;乾燥方法;影響;放散量;揮発性有機化合物;検討;GC/MS;HPLC
引用文献数26
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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