キクイムシ関連ダニの系統と生態

キクイムシ関連ダニの系統と生態

レコードナンバー790677論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
著者名岡部 貴美子
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ91巻・ 6号, p.461-468(2009-12)ISSN13498509
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抄録キクイムシとダニの相互関係は、ダニによる便乗、寄生、捕食、および(便乗以外の)片利共生や相利共生などである。最も歴史が長く一般的な関係はダニが移動分散のために他の生き物にヒッチハイクする便乗であり、寄生をはじめとするより長期的な共生関係が進化したものと考えられた。共生や捕食などの相互関係は、トゲダニ、ケダニ、コナダニ、ササラダニの4亜目に認められ、それぞれ独立に始まったと考えられた。捕食性のダニはキクイムシ未成熟ステージのほか、他の昆虫や線虫も摂食するものが多く、餌としての選好性は低かった。キクイムシの卵や幼虫を捕食または捕食寄生するダニがキクイムシに便乗することが普通であり、ダニによる個体群動態へのインパクトは低いものと予想された。これまでに知られているキクイムシとダニの相利共生は直接的ではなく、菌や線虫、他種のダニなどを介した間接的なものであることが示唆されている。これらのことからキクイムシとダニおよびその他の微生物を含む相互関係は、ハビタットの共有が起点となっていると考える。
索引語キクイムシ;ダニ;相利共生;捕食;便乗;相互関係;寄生;線虫;関係;共生
引用文献数72
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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