農業用被覆資材下における日射量、照度、光合成有効光量子束密度の透過特性
農業用被覆資材下における日射量、照度、光合成有効光量子束密度の透過特性
レコードナンバー | 790699 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00013930 | NACSIS書誌ID | AN00038339 |
著者名 | 細川 桂子 Pongsa-Anutin T. 鈴木 晴雄 | ||
書誌名 | 香川大学農学部学術報告 | ||
別誌名 | Technical bulletin of Faculty of Agriculture, Kagawa University Kagawa Daigaku Nôgakubu gakujutsu hôkoku | ||
発行元 | 香川大学農学部 | ||
巻号,ページ | 62巻・ p.19-24(2010-02) | ISSN | 03685128 |
全文表示 | PDFファイル (523KB) | ||
抄録 | 本実験は、農業用被覆資材下において日射量、照度、光合成有効光量子束密度の各光の関係を明らかにすることを目的とした。供試資材は、透明ポリ(Tp)、紫色ポリ(Pp)、黒色寒冷紗(Bc)、黒色ポリ(Bp)とし、測定は2005年5月8日から9月24日にかけて行った。各透過率の高低順位は、日射透過率の期間平均ではTp>Bc>Pp>Bp、照度と光量子透過率ではTp>Bc>Pp>Bpの順となった。照度と光量子の透過率は日射透過率の場合と比較して、紫色ポリ以外の資材では若干低かった。各透過率の最大値、最小値、標準偏差については平均値と同様の結果が得られた。変動係数は各透過率ともにBpが顕著に高く、その他の資材ではほとんど差がみられなかった。各資材下の各光の各関係は、黒色ポリ下を除いて相関関係は高かった。本実験結果から、農業用被覆資材下の日射量、照度、光合成有効光量子束密度間の関係は、資材の種類や測定時刻、測定地点によって異なった。各光間の相互の変換を行うには、各々の測定条件を考慮することが重要であると考えられた。 | ||
索引語 | 照度;農業用被覆資材下;日射量;資材;Pp;光合成有効光量子束密度;関係;各光;各透過率;日射透過率 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年03月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |