イネ白葉枯病抵抗性遺伝子(Xa4)と品種分化関連形質との関係

イネ白葉枯病抵抗性遺伝子(Xa4)と品種分化関連形質との関係

レコードナンバー790725論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名井手 一夫
小川 紹文
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ56巻・ p.7-14(2010-02)ISSN05446066
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抄録イネ白葉枯病抵抗性遺伝子Xa4とイネ品種分化に関連する特性との連鎖関係を解析することを主目的とした。そのため、イネ白葉枯病抵抗性遺伝子Xa4を持つインド型イネ品種「IR36」とイネ白葉枯病感受性日本型品種「コシヒカリ」との交配から得られたF2およびF3雑種を供試し、個体ないし系統の形質分離を調査した。イネ白葉枯病菌日本産レースII(T7174)の剪葉接種検定において、F3系統(「コシヒカリ」/「IR36」)は44RR(抵抗性ホモ)系統、46SS(感受性ホモ)系統および129RS(ヘテロ)系統に分離し、抵抗性は1遺伝子(Xa4)支配であることを確認した。このF3系統における白葉枯病抵抗性の分離から、F2個体をそれぞれRR個体、RS個体、SS個体に分類し、各個体群ごとに形質を解析した。籾長、籾幅、籾厚および籾長/幅比においては、RR個体群はSS個体群より長粒に偏る傾向にあったが、籾幅および籾厚には違いがなかった。また、RR個体群とSS個体群はフェノール反応およびふ毛長の分布に差異はないが、RR個体群はSS個体群より塩素酸カリウム抵抗性が強いスコアに偏る傾向があった。Z値は、全体がプラスに偏り、SS個体群はRR個体群よりさらにプラス値に偏る傾向があった。また、Z値の頻度は正規分布をしていた。これらのことから、白葉枯病抵抗性遺伝子Xa4は長粒および晩生遺伝子と連鎖関係にあることが示唆された。
索引語RR個体群;SS個体群;IR36;籾幅;傾向;イネ白葉枯病抵抗性遺伝子;個体;連鎖関係;解析;コシヒカリ
引用文献数25
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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