三陸町夏虫山放牧場におけるシカ道の特徴

三陸町夏虫山放牧場におけるシカ道の特徴

レコードナンバー790730論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名細川 吉晴
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ56巻・ p.63-71(2010-02)ISSN05446066
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抄録岩手県三陸町夏虫山高原に生息している野生ジカが、造成放牧草地で食害を引き起こしていた。シカ侵入防止柵を挟む場所に約20m四方の調査枠を設定し、その中のシカ道の分布や断面形態、土壌硬度分布などについて調査した。草地造成時に設置されたシカ侵入防止柵は、たび重なる雪害と野生ジカの横断行動によって侵入防止機能が失われた。その柵を境に、その外側では柵に平行なシカ道と、柵に直角に侵入するシカ道が交差する網状のシカ道が分布していた。一方、柵の内側では牧草地の入り口まで真っ直ぐに伸びるシカ道が明瞭にあり、そのシカ道は放牧地に入ると同時に薄れていった。シカ道の断面形態の平均的なものは、深さが6cm程度、下底が27cm程度の比較的浅めの溝型で底の形状は円弧である。また、シカ道中央部の2.5〜5cm深がよく締まり、その土壌硬度は最大が1.5MPa、平均が1.1MPaであった。シカ道はウシ道の特徴とほぼ似ていることが判明した。捕獲ゲートの設置位置は、柵の外側で集合したシカ道の中から、柵を横断するものでも断面形態と土壌硬度の大きなものを選定すべきである。
索引語シカ道;柵;断面形態;特徴;土壌硬度;外側;野生ジカ;牧草地;底;三陸町夏虫山放牧場
引用文献数25
登録日2011年03月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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