ニンジンジュース粕サイレージの調製およびバークシャー種への給与試験

ニンジンジュース粕サイレージの調製およびバークシャー種への給与試験

レコードナンバー790967論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036186NACSIS書誌IDAA12385338
著者名浜田 俊雄
小山 陽子
本田 憲昭
槐島 清文
岡本 智伸
椛田 聖孝
書誌名東海大学紀要. 農学部
別誌名Proceedings of School of Agriculture Tokai University
東海大学農学部紀要
発行元東海大学農学部
巻号,ページ29巻・ p.11-15(2010-03)ISSN18831516
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抄録今日、ニンジンジュース粕は野菜ジュースの製造過程で大量に産出され、処分されている。本研究では、養豚飼料として有効利用するため、サイレージ化を行い、その給与が豚の肥育に及ぼす影響について研究を行った。まず、ニンジンジュース粕とフスマを新鮮物重量比で1:1に混合し、サイレージを調製した。調製日と発酵後におけるサイレージの成分組成および発酵品質について分析した。次に、バークシャー種を用いて肥育試験を行った。供試動物に市販配合飼料を給与する対照区と、市販の配合飼料にニンジンジュース粕サイレージを乾物重量比で1:1に配合したものを給与する実験区に分けた。調査項目は、飼料摂取量、消化率、飼料要求率、増体量、および背脂肪の脂肪酸組成とした。その結果、サイレージは発酵に伴い、すべての成分組成が変化しないことから、成分の損失は少ないものと考えられた。サイレージの品質評価項目において、pHは4.32、乳酸および酢酸はそれぞれ1.10%および0.25%であった。肥育試験において実験区の乾物摂取量が対照区と比較して、同等であったことから、サイレージの嗜好性には問題はないと考えられた。ニンジン粕サイレージの消化率は65.9%であった。両区の間に、肥育前期の増体量に有意差はなかったが、後期の増体量については、実験区が低い傾向を示した。背脂肪の脂肪酸組成では、不飽和脂肪酸率の変化は認められなかった。以上のことから、ニンジン粕サイレージは養豚用補助飼料として活用できる可能性が示唆された。
索引語サイレージ;ニンジンジュース粕サイレージ;ニンジン粕サイレージ;実験区;増体量;調製;バークシャー種;ニンジンジュース粕;成分組成;消化率
引用文献数10
登録日2011年12月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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