ダチョウ卵白由来グース型リゾチームとジスルフィド結合欠失変異体の大腸菌での発現系の確立

ダチョウ卵白由来グース型リゾチームとジスルフィド結合欠失変異体の大腸菌での発現系の確立

レコードナンバー790968論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036186NACSIS書誌IDAA12385338
著者名中嶋 章悟
千々岩 有紀
鳥潟 隆雄
河村 俊介
書誌名東海大学紀要. 農学部
別誌名Proceedings of School of Agriculture Tokai University
東海大学農学部紀要
発行元東海大学農学部
巻号,ページ29巻・ p.17-26(2010-03)ISSN18831516
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抄録グース型リゾチームの構造と機能を解明する一環として、ダチョウ卵白由来グース型リゾチーム(OEL)の大腸菌での発現系を確立することを試みた。OELの発現は、T7プロモーターを有する発現ベクターpET22bと宿主菌BL21-CodonPlus(DE3)を用いて行った。IPTGで発現を誘導後、37℃で3時間培養した結果、OELは主に封入体として発現していた。しかしながら、IPTG添加後の培養を15℃で20時間行った結果、封入体を形成するOELの量が減少した。可溶性画分に発現したOEL(rOEL)は、陽イオン交換クロマトグラフィーで精製し、その収量は20mg/Lであった。得られたrOELは、酵母で発現して得られている野生型OEL(WT)[Kawamura et al.(2006)J.Biochem.140、75-85]と同じ酵素学的性賀を示した。次に、確立した発現系を用いて2本のジスルフイド結合欠失変異体(C4S/C18S/C29S/C60S)[Kawamura et al.(2008)FEBS J.275、2818-2830]を発現した結果、その収量はrOELと同等であった。さらにCDスベクトルと活性の解析から、C4S/C18S/C29S/C60Sは正しくフォールデイングしていることが明らかとなった。したがって、この確立した大腸菌での発現系は、安定性が大きく低下する変異体にも適用することが可能であると考えられた。
索引語OEL;確立;発現系;大腸菌;発現;結果;ジスルフィド結合欠失変異体;ダチョウ卵白由来グース型リゾチーム;封入体;収量
引用文献数40
登録日2011年12月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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