PCR法を用いたファイトプラズマの検出と高知県における利用
PCR法を用いたファイトプラズマの検出と高知県における利用
レコードナンバー | 791218 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00011918 | NACSIS書誌ID | AN10406825 |
著者名 | 矢野 和孝 竹内 繁治 | ||
書誌名 | 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Bull. Kochi Agric. Res. Cent. 高知農技セ研報 | ||
発行元 | 高知県農業技術センター | ||
巻号,ページ | 19号, p.1-5(2010-03) | ISSN | 09177701 |
全文表示 | PDFファイル (375KB) | ||
抄録 | 1999年以降、高知県内で栽培されているスターチス、ナス、ネギおよびデルフィニウムに黄化、萎縮、叢生などの症状が発生し、ファイトプラズマによる病害の発生が疑われたので、PCR法によるその検出を実施した。検出はNamba et al.(1993)が報告した方法に準じ、Mollicutes綱に特異的なユニバーサルプライマーセットを用いたPCRを実施後、そのPCR産物を鋳型としてファイトプラズマに特異的なプライマーを用いたnested PCRを実施した。その結果、罹病株では750bp付近にバンドが見られたが、健全株では見られなかったことから、ファイトプラズマによる病害であると考えられた。また、同様な方法で、スターチス栽培圃場周辺から採集したヒメフタテンヨコバイや雑草からもファイトプラズマが検出された。以上の結果から、本法はファイトプラズマ病害の診断、媒介虫の保毒調査、雑草の汚染調査に有効であると考えられた。 | ||
索引語 | ファイトプラズマ;検出;PCR;PCR法;病害;実施;方法;雑草;スターチス;ヒメフタテンヨコバイ | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |