福岡県のトマト栽培地域におけるタバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病の主要感染時期の解明
福岡県のトマト栽培地域におけるタバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病の主要感染時期の解明
レコードナンバー | 791315 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005895 | NACSIS書誌ID | AN10485504 |
著者名 | 石井 貴明 浦 広幸 山村 裕一郎 嶽本 弘之 | ||
書誌名 | 福岡県農業総合試験場研究報告 | ||
別誌名 | 福岡農総試研報 Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent | ||
発行元 | 福岡県農業総合試験場 | ||
巻号,ページ | 29号, p.17-21(2010-03) | ISSN | 13414593 |
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全文表示 | PDFファイル (354KB) | ||
抄録 | タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病の防除体系を確立するためには、媒介虫、保毒虫およびトマト黄化葉巻病の発生実態を明らかにする必要がある。そこで、初めに定植時期の異なる作型別の施設トマト圃場内における媒介虫とトマト黄化葉巻病の発生消長を調査した結果、定植時期の早い作型ほど媒介虫数およびトマト黄化葉巻病の発生が多かった。これに対して10月下旬定植の作型では媒介虫数も黄化葉巻病の発生も少なかった。次いで、複数年次にわたりトマト苗トラップを用いたトマト栽培地域における野外での媒介虫とトマト黄化葉巻病の発生消長および保毒虫の出現時期を調査した。その結果、保毒虫が確認され、媒介虫数も多く、トマト黄化葉巻病に最も感染しやすい時期は8月中旬から10月中旬の期間であることが明らかとなった。従って、この時期に育苗・定植を迎える作型では徹底したコナジラミ防除が必要であることが示唆された。 | ||
索引語 | トマト黄化葉巻病;タバココナジラミ;媒介;媒介虫;作型;保毒虫;トマト栽培地域;発生;媒介虫数;発生消長 | ||
引用文献数 | 13 | 登録日 | 2011年07月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |