秋ギクとの交配による夏秋ギクの花形改良

秋ギクとの交配による夏秋ギクの花形改良

レコードナンバー791361論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20033316NACSIS書誌IDAA12292124
著者名白山 竜次
永吉 実孝
書誌名鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 耕種部門 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Institute for Agricultural Development. Agricultural Research
別誌名Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Deve. (Agricultural Research)
鹿児島農総セ研報(耕種)
発行元鹿児島県農業開発総合センター
巻号,ページ4号, p.1-10(2010-03)ISSN18818609
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抄録夏秋スプレーギクは全国の産地で主に春から秋にかけて栽培されているが、花型はデイジー(シングル)タイプが主体で、バリエーションに乏しい。そこで、夏秋スプレーギクに花型の豊富な秋スプレーギクを交配し、秋スプレーギクの豊富な花型と夏秋スプレーギクの特徴である高温長日開花性を併せ持った品種の育成を試みた。夏秋スプレーギクと秋スプレーギクの交配により作出された、花型がアネモネタイプおよびさじ弁〜管弁タイプの花型を持つ系統(F1)の開花特性を検証したところ、秋スプレーギクに比較して高温開花性が大きく改善された。しかし、11.5時間日長条件による選抜のため、長日開花性は不十分で、8月出しの電照抑制栽培では、開花遅延が発生した。そこで、これらの系統に夏秋スプレーギクを戻し交配して、長日開花性の改善を試みた。夏秋スプレーギクの戻し交配により得られた系統(BC1F1)はF1の系統に比較して明らかに長日開花性が改善され、概ね5割以上の供試系統が8月出しの電照抑制栽培で開花した。これらの系統は秋ギク由来のアネモネタイプおよびさじ弁〜管弁タイプの花型を保持しつつ、夏秋型の開花特性を獲得したと考えられた。しかし、切り花のボリュームやフォーメーション、水揚げなどが不十分な系統が多く、得られた系統は今後育種母本として活用する。
索引語夏秋スプレーギク;秋スプレーギク;花型;長日開花性;F1;電照抑制栽培;交配;秋ギク;夏秋ギク;改善
引用文献数1
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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