八丈島在来アシタバ種子の増殖と貯蔵

八丈島在来アシタバ種子の増殖と貯蔵

レコードナンバー791380論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024521NACSIS書誌IDAA12164179
著者名南 晴文
白井 靖子
大澤 良
書誌名東京都農林総合研究センター研究報告
別誌名東京農総研研報
発行元東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
巻号,ページ5号, p.39-44(2010-03)ISSN18811744
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抄録伊豆島しょ地域におけるアシタバ生産拡大のために、八丈島在来のアシタバ(以下、八丈系アシタバと記す)の種子増殖および種子貯蔵に関する試験に取組んだ。八丈系アシタバの伊豆島しょ各地域に自生する在来アシタバとの自然交雑を回避するために、アシタバの風媒飛散花粉による自然交雑距離、種子生産に及ぼす虫媒受粉の影響度、アシタバの主要な花粉媒介昆虫の種類を調べた。その結果、(1)アシタバの風媒飛散花粉は7m以上になると急激に減少する、(2)自然受粉による種子生産量のうちの75%が虫媒受粉によるものである、(3)主要な花粉媒介昆虫はハエ類であることが明らかとなった。また、種子を採種翌年の播種時期まで保存するためには、風乾後-20℃の冷凍貯蔵あるいは5℃の冷蔵貯蔵によって貯蔵時点の発芽率を維持できることが明らかとなった。以上のことから、アシタバの生産拡大のための種子の大量確保には、現時点では、種子増殖の面では採種圃周辺の自生アシタバを取除き主要花粉媒介昆虫であるハエ類の訪花に注意を払って自家採種を進め、貯蔵の面では採種後に風乾し、冷凍庫あるいは冷蔵庫内で-20〜5℃条件で貯蔵備蓄することが必要である。
索引語アシタバ;風媒飛散花粉;虫媒受粉;花粉媒介昆虫;貯蔵;種子;八丈系アシタバ;種子増殖;面;ハエ類
引用文献数5
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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