福岡湾における覆砂による底質改善効果

福岡湾における覆砂による底質改善効果

レコードナンバー791486論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
著者名江藤 拓也
江崎 恭志
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ20号, p.41-46(2010-03)ISSN09192468
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抄録福岡湾における覆砂による底質改善効果を明らかにするとともに、漁業との関連について検討した。底質の調査結果をみると、強熱減量、全硫化物量ともに覆砂区は対照区の39%、25%と低い値であった。水質の酸素飽和度は、全ての調査で覆砂区が対照区よりも高い値を示した。室内実験における底泥の酸素消費速度及び窒素溶出速度は、覆砂区は対照区の55%、35%と低い値を示した。底生生物は、ほぼ周年、対照区に比べ、覆砂区で種類数、個体数が多く、多様度指数も高い値を示した。水産有用生物については、小型底びき網で試験操業を行った結果、覆砂区で高価格魚のクルマエビMarsupenaeus japonicusやマコガレイPleuronectes yokohamaeの幼魚等が多く漁獲され、その多様度指数も高かった。刺網の試験操業では、覆砂区でマコ力レイの成魚等が多く漁獲され、この結果を対照区と比較すると、覆砂区は漁獲重量で2.3倍、推定金額で3.5倍程度上回った。福岡湾で覆砂を行うと、底質環境が改善されるとともに餌料となる底生生物が増加し、その結果、水産有用生物の良好な育成場または好漁場を形成することが確認された。
索引語覆砂区;福岡湾;覆砂;底質改善効果;値;底生生物;多様度指数;水産有用生物;試験操業;結果
引用文献数9
登録日2011年07月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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