トラフグの販売戦略

トラフグの販売戦略

レコードナンバー791497論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
著者名的場 達人
渡邊 大輔
佐野 二郎
惠﨑 摂
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ20号, p.103-109(2010-03)ISSN09192468
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抄録本県の天然トラフグ漁獲量の9割以上を占めるA漁協において、その操業と流通の実態を調査した。主漁期は12〜3月で、まだ漁獲量が少なく年末の12月が最も単価が高かった。出荷先は南風泊魚市場(以下、南風泊)と福岡中央卸売市場(福岡魚市)で9割以上を占め、前者からは東京・大阪に、後者からは福岡市を中心に流通していた。南風泊では年末の12月と白子が増大する2〜3月に比較的高単価で扱われ、白子1個あたり3,000〜6,600円の価格差が確認された。また、天然トラフグには肥満型と痩せ型があるが、平均肥満度が大きい箱ほど単価が高い傾向が見られた。また、競り時に仕分けされる箱毎のトラフグの入数で5、7、9入は、正規銘柄の6、8、10入と比較して約1/3〜1/2と低い単価になるため、これらは福岡魚市に出荷するか、共同出荷することで付加価値向上が図られると考えられた。漁獲物中の1〜3割は放流魚であるが、放流銘柄は天然銘柄の半値以下の単価で扱われていた。10入の小型魚や放流銘柄は福岡魚市の方が高単価で取り扱われる傾向がみられた。A漁協のふぐ延縄船団に、両市場の特性を説明したことにより、福岡魚市への出荷割合が年々増加した。また、南風泊で単価が低い小型魚や放流魚を中心に直接販売を開始し、付加価値向上が図られた。本県が提案、改良した個体識別できる活魚用標識により、船団共同の活魚水槽内での商品管理が容易になった。
索引語単価;福岡魚市;トラフグ;南風泊;本県;A漁協;中心;傾向;付加価値向上;放流魚
引用文献数6
登録日2011年05月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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