英虞湾のアマモ場およびヒトエグサ養殖が湾内の環境に与える影響
英虞湾のアマモ場およびヒトエグサ養殖が湾内の環境に与える影響
レコードナンバー | 791538 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20035924 | NACSIS書誌ID | AA12374455 |
著者名 | 土橋 靖史 奥村 宏征 国分 秀樹 森田 晃央 | ||
書誌名 | 三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute | ||
別誌名 | 三重県水産研究所研究報告 三重水研報 | ||
発行元 | 三重県水産研究所 | ||
巻号,ページ | 17号, p.33-44(2009-10) | ISSN | 18838812 |
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全文表示 | PDFファイル (804KB) | ||
抄録 | 英虞湾のアマモ場およびヒトエグサ養殖が湾内の物質循環にどのような影響を与えているかを調査した。英虞湾内のアマモ場面積は171ha、アマモ現存量(乾重量)は161.1t、栄養株で94.2t、生殖株で66.9tであり、炭素量は52.9t、窒素量は1.5tであった。アマモ場の酸素消費速度は10.7〜15.5mmol-O2/m2/hと算出された。アマモ場のDIN溶出速度は-0.46/mmol/m2/dayと算出された。また一年生アマモのうち約68.3t、多年生アマモのうち32.4tが枯死脱落して最大で40日間浮上し、湾内を漂流することが明らかになった。海岸線が複雑に入り組んでいる英虞湾内では浮上草体の大半は湾内の海岸に打ち上げられるか、湾内の海底に沈降していくものと考えられる。ヒトエグサ養殖は、炭素量で49.6〜92.1t、窒素量で2.2〜4.0tが取り上げられており、この値は英虞湾のアマモ現存量と比較して、炭素量では1.0〜1.7倍、窒素量では1.5〜2.7倍となっていることが明らかになった。 | ||
索引語 | 湾内;アマモ場;英虞湾;ヒトエグサ養殖;炭素量;窒素量;影響;英虞湾内;アマモ現存量;算出 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年07月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |